社説 2014.09.29

突然の噴火に備え火山防災の総点検を

ポイント

1.御嶽山の噴火で、なぜ、これほど多くの被害を招いたのか検証が必要である。
2.火山防災の今後のあり方を見直す必要がある。
3.火山の専門家を育て、地域と連携して対策をつくらなければならない。


要約

御嶽山のの噴火での被害が大きくなっている。その理由は、水蒸気爆発のため、事前に予測出来かなったこと。紅葉シーズンに入り多くの入山者が多くいたこと。が挙げられる。しかし、今回の噴火について噴火に警戒を呼びかけていた火山学者もいた。気象庁の警戒情報は「レベル１」であったが、今後は基準のあり方が妥当なのかきちんと検証するとともに、火山学者と地域の連携を強化し、噴火災害を未然に防ぐ施策を考える必要がある。

タグ：噴火 御嶽山 水蒸気爆発